こんばんは、ひるこです。【わるい空想】完成、発売からひと月、ふた月経ちました。個人的にも出来に満足しています。今回全曲レビューを書きましたので、さらにアルバムを楽しんで頂ける一助になればと思います。
1夕陽にサイケ
神戸時代から曲自体はありました。
最初は何を歌ったらいいのかわかりませんでした。最初は「夕陽に執念」というタイトルでしたが今のおれたちには「執念」よりもっと面白いおもちゃがあります。たたかいのうたです。
2ファーとズー
目的の見つからない衝動がいっぱいになってゲロみたいに出るときがあります。誘い受けもメンタルのヘル(ス)も向ける方向がわからない。エネルギー指数としては大きいから、余裕無くても余裕かましていこうかな、という唄です。
3赤い下駄
きちがい、が正しく表記できる時代です。コトバの一つ一つは大事にされません。だからファッションは面白いなと思います。いちにのさん、のにのしのご、はおれが小さい時にお母さんがよく唄ってた手遊びの唄です。
4堕ちて見せてよ
北海道の「the down & show」というバンドのリフをイントロに使いました。まとまる前に解散しちゃったんですけどね。こいつだけでも後に連れていけたらなって思いました。リフが一番映えるように、展開なんて10分で作ったようなもんです。
5わるい空想
夜中に路地を歩いていると色んなことを考えます。自分でも想わぬことが飛び出してきます。そして肝を冷やします。この曲も着想はリフからです。全部色になってくれたので、あとは自然と生まれました。
6お彼岸だより
特に意味も考えずうわ言のように書いた詩を読むと、「お彼岸だより」という名前が付いていました。怒ってもビビっても、最終的には自分はどうすることもできないから、楽しんでいきたいです。
7ムーンサイド
合わせ鏡を音にしました。悪魔が出ました。正体はどこまでいっても自分でした。
おれの好きなテレビゲーム「MOTHER2」に出てくる街の名前です。はいがいいえで、いいえがはい。空に落ちたら、永遠に転落するんでしょうか。
8青いうてな
美学です。
9灰だらけ
トップスピードから事故ったみたいな、そんな曲がやりたくて書きました。
特に意味は用意せず歌詞を書きました。
結果読み取れるものは、おれやきみにとってそれぞれ引っかかるものになったと思います。
10ラヴ
おれがおちるまで血の池で待っていてくれますか。
11夜明けの晩に
色々あるけど。やるしかねー。
12逆さまの海
どこまでが夜で、どこからが朝かきみは知っていますか。おれは知っている。研ぎ澄ませばきみにも感じられるよ。おれは匂いが好き。